忍者ブログ
DeathPlayerHunterカノンの小説を移植。自分のチェック用ですが、ごゆるりとお楽しみください。
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[58]  [66]  [65]  [64]  [63]  [62]  [61]  [60]  [59]  [57]  [56
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

DeathPlayerHunterカノン[ゼルゼイルの旅路] EPISODE18
真実への鍵は残酷に明け渡される。代償なしに、得られるものなど何もない。


「……」
 目の前に広がった光景に、カノンはただ、ただ絶句するしかなかった。灰色に曇った空から、黒い灰が落ちて来ている。それはあの暗殺者が起こした山火事が、未だもって燻っているのを意味している。
 焼き枯れた木。灰になった藁の屋根。崩れた煉瓦は元の綺麗な赤茶色ではなく、煤ぼけた黒になって転がっていて。辺りに漂う異臭は、やたらに酸いものと苦いものが混じっていて。カノンは袖口を噛みながら吐き気を堪えるのが精一杯だった。
 昨日までそこは村だったはずだ。山中に位置する小さな村。小さな広場と放牧用の敷地があって、焼け爛れた柵が強い風にきいきいと耳障りな音を立てる。
 昨日まで村だったはずのそこは、今はただの廃屋の群れだった。
「どうして……」
「……蛮族が出たようですね」
「……蛮族?」
 呆然としながら、カノンの耳はかろうじてその単語を捕らえていた。少年は灰の降る残骸の山を、どこか冷めた目で見上げながら頷く。
「昨日の山火事で動揺があったんだと思います。近くの蛮族がそれを利用して攻め入ったんでしょう。大分、人為的に破壊された跡がありますし、金属が焼け残っていませんから。強奪があったんでしょうね」
「蛮族、って……」
「戦で何らかの理由で郷里に戻れなくなったり、隊を追われた人間が暴徒化した集団です。山賊も同然ですが、彼らの場合は戦に便乗して村や町を狙う方が多いようですね」
「……」
 カノンは無言で首を振って灰の上を歩く。積もった灰に、やたらと虚しく足跡を残った。
「……?」
 足元に頭だけが残った人形が転がっている。不自然に焼けこびりついた塊が、きっと直前までこの人形を抱いていた主のものなのだろう。ただそれも拾い上げた途端にぼろりと崩れて手の平から失くなってしまった。
 ――これも、やっぱり私のせいなの……?
「お言葉のようですが……。
 この国ではそうそう珍しいことではありません。蛮族が村を襲うのも、戦が原因で村同士がいざこざが起こることだってあります。あまり気に病まれませんよう」
「……だったら、どうして」
 手の中に残った一握りの灰を見つめながら、搾り出すように声を出す。あまりにやり切れない苦いものが、喉元まで込み上げていた。
「だったらどうして戦争を起こしてるの? どうしてやめようとしない?」
「……やめる理由が存在しないからです」
 少年は壊れた瓦礫の下まで行くと、隙間から中を覗き込んだ。けれど、そこで見た光景はあまり良いものではなかったようで、眉を潜めながら力なく首を振る。
「この国が戦を始めた理由を知っていますか? ある男がある日、自分だけの国を造りました。元の国の人たちはそれを良く思いませんでした。また男の方も皆を嫌っていました。
 いつか、お互いに殺してやろうと思っていました」
「……」
「その中の誰かが、ある日、国と国とを細い糸で結んでいた人を殺しました。皆ははれて、お互いを殺し合うことができるようになりました」
「……そんなの、ただの」
「ただの大義名分です。原因なんか何でも良かったんです。誰が殺したかとか、誰が死んだかとか、どうでも良かったんですよ。彼らはたとえ殺されたのが鳥一羽であっても理由に掲げて戦を起こしたでしょう」
「……」
「馬鹿馬鹿しいとお思いですか? ええ、確かに馬鹿馬鹿しい。
 しかし、それを大義名分に掲げてしまった以上、もう両国とも後には引けなくなっていたのです」
「……負けた方が、その大義名分の罪を被る、ってわけ……」
「それだけではありません。五十年続いた戦、その間に何人が何人を殺したか、戦によってどれほど国が財産を使い果たしたか。その不利益と罪すべてを被ることになります。
 勝った国で一番人を殺した人は英雄となるでしょう。負けた国で一番人を殺した人は戦犯となって処刑されるでしょう。
 両方とも、己が勝ち得るまで戦を終わらせる気などないのです。彼らはたとえこの国が焦土と成り果てても戦をやめようとはしませんよ」
「……」
 カノンは吐き出しそうになる言葉をかろうじて飲み込んだ。五十年、五十年の年月をかけて一体何が欲しいのだろうか。領土か、栄光か、それとも満たされた支配欲か。それを手に入れて、辺りに広がるのがただの焦土であっても、その誰とも知らない新しい支配者は自分の国であると胸を張るのだろうか。
 やられたからやり返した。勝った方が正義。そんな子供の喧嘩で、こんなことが許されてしまうのか。
「……違う」
「……」
「……そんなの間違ってる」
 苦く吐き出した言葉には、言い様のない感情がすべて詰まっていた。少年は無言のまま、それを受け入れると、どこかあさってを振り返る。
「……生贄が」
「え?」
「生贄が、要るのです」
 唐突に、脈絡のない言葉が少年の口が滑り落ちる。
「生贄……?」
「戦が起こった原因も、多くの血が流れた原因も。すべてを負い、人々の怒りの矛先となって、死ぬ。そんな生贄が必要なんです。そうでなければ、この戦は止まりません。古来から人に神と崇められる人物は、人々を支配する存在ではなく、人の創り上げた原罪を贖う生き物でした。
 戦が求めるのは一人の英雄ではなく、一人の犠牲者なのです」
「……」
 カノンは爪が食い入るほど拳を握って少年を見上げた。全身を覆う包帯と、半分しか露になっていない顔。元から痛々しくはあったが、その白く不自然な包帯が、何故か増して酷く辛そうに見えた。
「……そんなことをしたって、」
 カノンが言いかけるより先に、少年がはっとしてこちらを振り返った。言葉を言い終えることなく、少年は彼女の腕を引いた。

 ドスッ!!

「!」
 たった今までカノンがいた場所に、深々と紫炎に包まれた矢が突き刺さる。戦慄して顔を上げると、さらに数本の矢は容赦なく眼前に迫っていた。
「っ!?」
「ちっ」
 舌打ちと共に、少年がカノンを抱え上げて跳ぶ。空を裂いた紫の矢は、そのまま背後の瓦礫へ突き刺さり、黒ずんだ煉瓦にさらに痛々しい痕を残す。
 瓦礫の上へ着地した少年は、静謐に眉を吊り上げて、矢の放たれた方向を見やる。
「……木偶がまあ、よくも追いかけてくるものですね」
「……」
 少年の罵倒にも、暗殺者の女は口を開かずにただ睥睨した。女は無感情な目を細めると、ゆっくり構えていた弓を下ろす。
「ヴェッセルを、渡せ」
「!」
 まただ。またあの単語。聞いた覚えのない、けれど記憶の琴線にも触れない。けれどそう言う彼女の目はしっかりとカノンを捕らえている。これから刈取る獲物を見下すように。少年がカノンを背に庇うように袖を広げる。
「くどい」
 ほら、この少年も。訂正することも、疑問に思うこともなくただ撥ね付ける。ということは、この少年も知っているのだ。意味のわからぬ言葉が指す意味を。カノン自身のことを。何が起きているのかを。
「……なら、力づくで」
「……いい加減にしなさいよ」
 女の無機質な言葉が止まる。ひくり、と初めて眉が震えた。
「大人しく聞いてれば勝手なことを次々と……! ヴェッセルって何? こんなにまでしてどうして私を付け狙う!?
 どこの誰だか知らないけどね、こっちにも我慢の限度ってものがあるわ! 一体、どういうつもりよ!?」
「どういう……?」
「私一人狙うなら、こんな関係ない他人まで巻き込む必要ないでしょうっ!?」
「……?」
 憤りの篭ったカノンの激昂に、しかし、女は極不思議そうに――演技でも、挑発でもなく、やたらとそこだけ人間じみた動作できょとん、と首を傾げた。
「どうせ、人間なんか、放って置いても、後から湧いてくる」
「な――っ!?」
「カノンさん!」
 再び番えられた矢に、少年は慌ててカノンを抱え直す。飛び退いた瞬間に、また紫の光がその場を貫いて、なけなしの村の痕跡さえも打ち砕く。
「カノンさん、あまり無茶は――」
「っ!」
 忠告を投げる少年を思わず睨み上げた。憤った言葉が口を吐く。
「……私だって、私だって……っ! 自分のせいでこんないくつもいくつも村が焼かれたり、他人を巻き込まれたりして、平気でいられるほど人間出来ちゃいないのよ! 気に病むな!? そんなことできるわけないでしょう!?」
「……」
 腰に下げていた剣の柄が、握り締めた拳に当たる。記憶を失くす前の自分だったなら、自分の身も、二つの村も守れたのだろうか。翻弄されるだけの自分が悔しくてたまらない。こんなに情けなくて口惜しいのに、柄を握っても握っても、肝心な記憶は零れ落ちて来ない。
 いっそ大人しく殺された方がマシだったのだろうか。いっそ――

 ぱしんっ!

「――っ!」
「……逃げますよ」
 握り締めていた拳を叩かれる。我に返ると同時に、身体が浮き上がる。背後をちらりと見た少年は、厳しい表情で彼女を抱えたまま走り出した。
「……あんたも」
「……」
「あんたも、やっぱり、何か知ってるのね」
「……申し訳ありません」
 表情を動かさずに言ったその言葉は、知っていても話す気がないということを表していた。背後でまた瓦礫が崩れる音がする。少年の肩越しに、あの紫の光が煌くのがわかった。
 ……守られているカノンは弱者でしかない。どうあってもその口を割ることは出来ないと悟る。カノンには、凍りついた黒曜の瞳を睨み返すことしか出来なかった。


「シェイリーンから連絡があった、って本当?」
 砦の会議室に着くなりそう切り出したシリアに、ラーシャは難しい顔で頷いた。喜ばしいことのはずなのに、その表情には深く眉間に皺が刻まれている。
「何かあったのか?」
 首を傾げたアルティオが問う。ラーシャは会議室の椅子から立ち上がって、二人に掛けるよう薦めながら、デルタへ何かの指示を出す。
「連絡があったのは喜ばしいのだが……それが、」
「こちらです」
 デルタが簡素な封書をテーブルの上に置く。シリアとアルティオは顔を見合わせて、手に取るのを躊躇った。仮にも国家元首が国の将に送った物だ。ある意味では公式文書である。しかし、ラーシャは右手を翳して見るように薦めてくる。シリアは形の良い唇を歪めてから手を伸ばした。
 真っ白な、封印もされていない封筒にただの紙。金印も、紋章さえもないが、裏に押された親指の血印が、本人からのものだと示している。一枚しかない便箋をめくって、覗き込んだシリアとアルティオは、そこに書かれていた文章に目を剥いた。

『ラーシャへ
        私たちはディーダへ向かいます。そちらで合流しましょう。
                                     シェイリーン』

「な、これ、ル……!」

 がつっ!

「――っ!」
「る?」
「いいえ、何でもないわ」
 口に出しかけたアルティオの足を、シリアはテーブルの下で思い切り踏みつけた。
『――何すんだよっ?』
『お馬鹿。詳しい状況もわからないのに、ぽこぽこ情報を口にするんじゃないのっ』
 小声で文句を垂れるアルティオに、やはり小声で返してから、シリアはもう一度便箋を凝視する。ディーダ。ルナが示してきた場所と同じ場所。単なる偶然なのだろうか。それとも、ここに本当に重要な何かがあると言うのか――
「これは一体、どういうこと?」
「……」
 問うとラーシャとデルタはお互いに顔を見合わせる。表情は怪訝そうで、どうにもこの一文を理解しているようには見えなかった。
「昨夜、密偵を通じて届けられた。ディーダというのは――」
「知っているわ。シンシア領にある神殿の名前でしょ?」
「ああ、そうだ。シェイリーン様はそこに向かわれているらしい。だが、どのような意図があるのかは私にも……」
 なるほど、何となく、彼女が自分たちを呼んだ理由が理解できた。シリアはルナからシンシアの神話や伝承についての知識を預けられている。そしてディーダというのはシンシア、いや、ゼルゼイルにおいて最も価値のある文化遺産でもある。おそらくシリアなら、シェイリーンがディーダに向かった理由に心当たりがあるかもしれないと踏んだのだろう。
 だが、シリアは力なく首を振った。
「……残念だけど。私にもよくはわからないわ。ルナから聞いてはいたけれど、ここの研究者が知っている以上のことは……。
 ルナだったら、何か掴んでても不思議じゃあないけれど」
「そうか……」
「別にそこで合流しよう、ってだけじゃないのか?」
「お馬鹿」
 シリアの拳がアルティオの脳天を直撃する。致命的な破壊力こそないものの、地味な痛みは感じているようで、アルティオは後頭部を抑えてテーブルへ突っ伏した。
「お前、最近暴力的だぞ!?」
「いつも加減の知らないカノンの殴りやら蹴りやら受けてるくせに、何言ってるのよ」
「愛があれば何だって耐えられる!」
「あの……」
 脂汗を浮かべたラーシャが、顔を引きつらせた。さすがに居住まいを正したアルティオの足を、シリアはもう一度踏みつけてから、
「つまり、よ。合流するだけならこの砦とか、他の目立たない場所で十分だし、もっと早く合流できるじゃない? 神殿に行く目的があるにしても、ラーシャと合流してからの方が安全だもの。暗殺騒ぎがあったばかりなんでしょう?
 どこから狙われているかわからないのに、人里離れた神殿を目指すなんて自殺行為だわ」
「ディーダへ向かう道はけして整備されているとは言い難い。野宿も必要になる場所だ。狙われる危険性も高くなる。
 何故、ご自身でそのような場所に……」
「あのお嬢様、随分と正義感が強かったからね。自分で伝承を調べようと思ったのか、あるいは……」
 シリアはふと言葉を止める。会議室の正面に下がった。ゼルゼイルの地図に目を留めて、無意識にディーダの位置を探し、頭の中でシンシアの帝都を置いて、ジルラニア平原を振り返り――
 違和感があった。
 ――え?
 思わず頭の中が白くなった。
 ――ちょっと、まさか……。
 嫌な汗が背中から噴き出した。
「……ラーシャ」
「?」
「この……ディーダに向かう山脈、っていうのは、兵士が配備されていたりするのかしら?」
「ティファール山脈か? いや、小さな関所や拠点はあるが……何分、広く険しい山脈だ。すべてを管理するというのは――」
 そこまで口にして、ラーシャもその事実に気がついたらしい。健康的な顔色から血の気がだんだんと引いていく。
「まさか――っ!」
 ラーシャは慌てて己の頭上の地図を省みた。ディーダの示す場所から流れる川を辿り、険しいティファール山脈を抜けて、自分の指の指す場所に唖然とする。そこは数日前まで剣を振るっていた、
「ジルラニア平原……」
「……なるほどね。地形的に厳重な警備なんか置けそうにない場所だもの。平原を制覇した以上、今の奴らは少数精鋭ならいつでもディーダに侵略可能、ってこと」
「お、おい、ちょっと待てよ!」
 ようやく事態を悟ったアルティオが慌てて立ち上がる。食い入るように地図を見つめ、
「エイロネイアっていうのは伝説だとか何だとか、戦争に利用してるわけだろ!? じゃあ、そのディーダってところも狙われて……!」
「……シェイリーンも気づいたのね、きっと。あくまで伝承の土地というだけだし、真偽は定かじゃないけれど、死人や獣なんて無茶な手で攻めて来る相手だもの。何をしでかすかわからないわね……」
 そう言うシリアの頬にも、冷たい汗が滴っていた。ただの伝説とは言ったものの、神殿や魔性の地というものは、大抵は何かしがの理由があってそう呼ばれるもの。魔道に傾倒しているわけではないシリアには、推察することしか出来ないが、そういった場所には特殊な磁場や魔力が敷いてある場合があるらしい。
 もし、連中が意地になって平原を攻めた理由が、そのディーダだとしたら――
「獣やら、死人やら、兵に使う国が何を企んでるか……。わかったものじゃあないわね」
「シェイリーン様は……そこに向かわれたというのか――っ!」
「……合流しよう、と言っているからにはそれほど無茶をするつもりはないのかもしれないけれど……」
「連中が来るかもしれない場所に行く、ってだけで十分無茶だろ!? 奴ら、何をしてくるかわかんねぇぞ!?」
 ぎり――っ、とラーシャが奥歯を噛み締める。青くなっていたデルタが、はっと我に返って部屋を出て行った。おそらくはティルスとレスターを連れて来るつもりなのだろう。
 ラーシャは唇を噛みながら二人に向き直る。そしていつかのように深々と頭を下げた。
「……すまない、お二人とも。どうかもう少しだけ、我々に力を貸して欲しい」


 こん、こん。

 ……いつからそうしていただろうか。おそらく、夕刻に宿に着いてからずっとだった気がする。いつのまにか窓の外は闇に包まれていて、座り込んで硬くなった体が軋みと痛みをあげていた。
 膝の間にうつ伏せていた頭を上げる。ずきずきと酷い頭痛がした。
 ランプも灯していなかった部屋のドアが、もう一度、こんこんとやや控えめにノックされる。誰かはわかっている。旅の同行者なんて一人だけだからだ。けれど気力がついていかなくて、いまいちのろのろと身体を動かした。
「……何?」
「……お話があります」
 ドアの向こうからしたのは件の少年の声で。理由はわからなかったが、何故か胸に落胆を覚えた。私は一体、何を期待したのだろう。
 鍵を開けるとランプに火を灯したレアシスの白い顔が、暗闇の中に浮かび上がる。動かないその落ち着き払った表情が、今のカノンには能面のように見えた。
「話って、何? そんな気分じゃ……」
「……外に出ます。付いて来てください」
「外……? って、ち、ちょっと……」
 一方的にそう告げると、少年は廊下を歩き出した。闇の中へ溶けそうになる少年の背へ、慌てて声をかける。立ち止まった少年は、溜め息を吐いて振り返った。
「貴方が村を出た本当の理由は何ですか?」
「え――?」
「……会いたい人が、いたんじゃあないですか?」
「!」
 驚いた表紙に胸のベルがちりん、と鳴る。その音を知ってか知らずか、少年は再びきびすを返して言った。
「……会わせてあげますよ。会いたいのなら、付いて来なさい」



←17へ


にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 長編小説へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ハイファンタジーへ
にほんブログ村


拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
★ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
★ プロフィール
HN:
梧香月
HP:
性別:
女性
趣味:
執筆・落書き・最近お散歩が好きです
自己紹介:
ギャグを描きたいのか、暗いものを描きたいのか、よくわからない小説書き。気の赴くままにカリカリしています。
★ 目次
DeathPlayerHunter
         カノン-former-

THE First:降魔への序曲
10 11Final

THE Second:剣奉る巫女
10 11Final

THE Third:慟哭の月
10 11 12 13 14 Final


THE Four:ゼルゼイルの旅路
  3-01 3-02   6-01 6-02    10 11-01 11-02 12 13 14 15 16 17 18 19  20  21 …連載中…
★ 最新トラックバック
★ バーコード
★ ブログ内検索
★ アクセス解析

Copyright (c)DeathPlayerHunterカノン掲載ページ All Rights Reserved.
Photo material by 空色地図  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]